HALFWAY to "SIMPLE LIFE" in MALAYSIA

マレーシアでなるべく地球にやさしく暮らしたいと願う、マンガ好き主婦のブログ

だって怖いよプラスチック!

プラスチック流出を含む地球の環境汚染問題について日々考えていると、自然とそういうニュースに目がとまるし、周りの人が教えてくれるようになるし(旦那は毎日のように私に関連ニュースを転送してきてくれる 笑)、関心を抱いて情報を集めるようになります。

ただ、なんで私がプラスチックプラスチックと、かつて一世を風靡した引越しおばさんかのように叫んでいるのか…不思議に思う人もいるのかな、案外世の中には知られてない情報もあるのかなと思い、ここでお伝えできれば。変人扱いされるのもイヤだしさ!

 

・石油を原料に作られているプラスチックは、自然に還るまでに数百年~千年かかると言われている(どの環境下によって年数は変動する)

・しかし経年劣化はしていくため、何年もかけ削られて破片(5mm以下のものがマイクロプラスチックと呼ばれる)と化していく

・プラスチック製品が世界で大量に作られ出したのは1950年代。つまり、これまで自然界に流れたプラスチックはすべて今も残っていることになるし、これからも残り続ける

・マイクロプラスチックは魚の体内だけでなく、食塩や水道水からもすでに検出が認められている

・日本人を含む8ヶ国の人を対象にした調査では、すべての人の便からマイクロプラスチックが検出された(18年10月のニュースでしたね。私の体内にもあるんだろうななと理解した)

・海洋生物に限らず多くの生物の体内から、プラスチック(マイクロ・プラスチックだけでなくビニール袋やストロー、ペットボトルなど)が見つかっている

・プラスチックを食べて(飲みこんで)しまった生き物は、空腹感だけが満たされるものの栄養は吸収されないので、死に至る。現に浜辺に打ち上げられ死んだイルカやクジラの胃からはプラスチック製品が発見されている

・2050年、世界の海に流れるプラスチックのごみの総重量が、魚の総重量を超えると言われている

・今日まで生産されたプラスチック製品のうちリサイクルされたのはわずか9%。12%は焼却(高性能の焼却炉でなければ、焼却時にはダイオキシンを発生させる)残り79%は埋め立て処分、もしくは自然環境に投棄されている(生分解されず悪臭や有害物質を発するのは、もうお分かりですよね?)


ざっとおさらい的に書いてみました。

HIVE

私の愛するHIVEのpopup store。マレーシアではショッピングモールでこういった小さなベンダーが集まって催事をやっている

 

地球環境問題は、思えば物心ついた頃から興味の対象には入っていました。でも、「なーんとなく」で、真剣に取り組まない時期があまりに長かった…。そんな自分を猛省して、少しずつ生活を変えていくことにして、今があります。

周りに宣言して始めるのは少し勇気が要ったけれど、始めてみればなんと生活が楽しいことか! 若干マンネリを感じてたマレーシア生活の中でも追いかけたいテーマができたことで、「自分の半径の広がり」を感じています。

 

うちの子たちは、昆虫や海洋生物、それに自然が大好きでして。家にGが出て私が絶叫しながらポアしてても、Gへの憐みを忘れないんです。そんな子どもたちを、きれいな世界に住ませてあげたい。ふだん怒鳴ってばかりいるダメ母ですが、純粋にそう思うんです。平凡な主婦ですが、自分は自分のできることを、やります。